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”春”を切り口にした店頭プロモーション


2014.03.03

岡本 鉄平

ceo
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こんにちは、代表の岡本です。

3月に入り、段々暖かくなってきましたね。

この時期は、年度末や新生活シーズンということもあり、私たちの業界も多くの案件が
実施される繁忙期なのですが、今日は”春”を切り口にした店頭プロモーションについて
お話できればと思います。

①”春”を切り口にしたプロモーションに適した商品は?

やはり、消費者の方が”春”に欲しくなることが大切ですから、どんな商品でも
”春”のプロモーションに適している訳ではありません。

春が”旬”なモノ

春が旬の果物・野菜およびそれらを原材料とした加工食品・飲料など

 

新生活(=春)で必要になる・或いは新しくしたくなるモノ

家具、家電、携帯電話、服飾、日用雑貨など

 

春を機にラインアップが変わるモノ

化粧品、ヘルスケア品など

 

大まかには、このあたりの商品が”春”のプロモーションと相性がいいと言えます。

 

②”春”を切り口にしたプロモーションの進め方

次はプロモーションの進め方です。

「売場を桜のデザインで彩る」「春・新生活といったコピーを大々的に打ち出す」など
演出の仕方はいくつかありますが、大切なのはここではなく
”春”をきっかけにコミュニケーションした時に、お客様はその商品のどんな部分に魅力を感じて
いただけるか」なのです。

たとえば、男性向けの替刃つきカミソリのプロモーションを春に実施するとして、
「新生活シーズンにカミソリも新しくしましょう」と直球で行くのもいいですが、
これだと「シーズンも変わるので日用品も新しくしましょうね」ということしか伝わりません。

 

そこで、もっと商品ベネフィットにフォーカスしたコミュニケーションとして
「新しいカミソリで、新生活も素肌も清潔にリフレッシュ!」といった風に伝えると、
「新生活にカミソリを新しくすることで、あなた自身もフレッシュになれますよ」という
心理的価値を伝えていくことができます。

 

このように、単に”春”を連想させるイメージやキーワードを盛り込むだけではなく、
「お客様が春だからこそ起こす(起こしそうな)心理変化」に着目することが重要です。

 

③この春、増税前に購入しておいた方がいいモノ

最後に、今年の春商戦は消費増税前ということもあって「増税前プロモーション」も
注目されています。

個人的な意見ですが、「増税前に購入しておいた方がいいモノ、そうでないモノ」としては
こんなところでしょうか。

 

増税前に購入しておいた方がいいモノ

消費することが習慣化しており、且つその量・金額が少なくないもの
人によって様々でしょうが、私の場合は「ビール」「タバコ」などがそうです。

 

価格の変動が少なく、値崩れしにくいもの
ブランド品など、セールの対象になりにくい商品で且つ高価なものは
増税前に購入することがオススメです。

 

増税前だからといって、焦って買わなくても大丈夫なモノ

消費期限または製品サイクルの短いもの
消費期限が明確な食品関係もそうですが、年に数回モデルチェンジを行うような
商品は、増税前に焦って購入するよりも、次の商戦期の値下げを狙ったほうが
安く買えることも多いです。

 

●住宅・車・保険などの高額商品/ローン製品
これらの高額商品については、数パーセントの税率もそうですが、国の補助施策や
減税施策、ご本人の収入など様々な条件を総合して検討するのがベストです。

 

以上、今回は”春”を切り口にしたプロモーション、一部増税前の買い物についての
お話でした。
また次回の更新をお楽しみに。

投稿者 株式会社エレメント 岡本

このブログを書いたメンバー
ceo
岡本 鉄平

株式会社エレメント代表取締役。2004年にエレメントを設立。現在も様々なメーカーのプロモーション企画から実施管理までを幅広く手がけ、新たなコミュニケーションづくりを日々模索中。 プライベートではマラソン・トライアスロンにハマり、100キロを超えるような超・長距離レースにチャレンジすることが生き甲斐。

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