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モノ志向からコト志向。消費者心理で変わる、年末商戦。


2017.12.08

岡本 鉄平

ceo
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こんにちは、代表の岡本です。

 

12月に入り、いよいよ今年もあとわずかといった

ところですね。

 

我々、プロモーションの業界では12月は冬の賞与が

支給される企業も多いことから「年末商戦」として

1年のなかでもモノがよく売れる繁忙期として

見られてきたのですが、近年消費者の意識変化により

若干変化が表れてきています。

 

モノ消費からコト消費へ

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これまで、年末商戦といえば、冬のボーナスを原資に

大きな買い物をする消費者が多く、比較的価格の高い

製品を販売するメーカーが力を入れてきていました。

【例】車、家電製品、コンピュータ、ゲーム機 など

 

ところが、近年消費者の志向が「モノ消費よりもコト消費」に

シフトしてきており、年末商戦で売れる製品にも変化が

出てきています。

 

「コト消費」とは、製品そのものではなく、消費を通じて

得られる体験などにお金を支払うもので、わかりやすいもの

としては、旅行やレストランでの食事などがこれに当たります。

 

また、外食や外泊に限らない、「家ナカ需要」も近年伸びて

きていますので、ホームパーティなど自宅での行事に普段よりも

お金をかける消費者も多く、飲料・食品に限らず、インテリア小物などの

製品カテゴリも動きが活発になります。

 

リアル店舗からWEBへ

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また、ここ近年の消費傾向として、リアル店舗よりもWEBで

目当ての商品・サービスを探したり、そのままWEBで購入する

消費者が増えてきています。

WEBでの購入となると、当然配送での商品お届けということになり、

宅配業界も需要が高まってくることになります。

今年の年末はヤマト運輸さんが宅配ドライバーを時給2000円で

募集して話題になっていましたね。

 

私がこの業界で仕事をしはじめたころは、年末商戦といえば、

とにかく店頭を盛り上げましょうといった流れがありましたが、

今年末年始の企画を立てる場合は、消費者の志向の変化や

消費手段の移り変わりも考慮したほうがよさそうですね。

 

また次回の更新をお楽しみに。

 

投稿者 株式会社エレメント 岡本

このブログを書いたメンバー
ceo
岡本 鉄平

株式会社エレメント代表取締役。2004年にエレメントを設立。現在も様々なメーカーのプロモーション企画から実施管理までを幅広く手がけ、新たなコミュニケーションづくりを日々模索中。 プライベートではマラソン・トライアスロンにハマり、100キロを超えるような超・長距離レースにチャレンジすることが生き甲斐。

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