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スポーツイベントでプロモーションを実施する際に押さえておくべき基本ポイント


2014.06.02

岡本 鉄平

ceo
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こんにちは、代表の岡本です。

6月もまだはじめというのに、まるで真夏のような暑さですね。

 

さて、夏が近づくと増えてくるのがスポーツイベントですが、

近年では「スポーツイベントに相乗りしたプロモーション」も 注目されており、

多くの企業様が販促活動のひとつとして 取り組まれています。

今日は、スポーツイベントでのプロモーションを実施するうえで

押さえておくべき基本ポイントのお話ができればと思います。

 

①スポーツイベントの開催会場を把握する

スポーツイベントでのプロモーションを実施する際に最初に確認を 行うべきものが、

開催会場の構造と使われ方、人(選手・観客)の 出入り導線です。

どこに広告物を出せば、選手や観客の目につきやすいか、 どこにブースを出店すれば、

立ち寄っていただきやすいか、 会場の構造と人の流れを考慮し、検討をする必要があります。

 

②参加選手の動きを知り、心境を想像する

主に選手を対象にアプローチしたい場合は、そのスポーツイベントで

選手がどのような動きになるのかを把握する必要があります。

受付・選手登録はいつ、どこで行われるのか。

選手登録から試合までの空き時間はどのくらいか。

試合後の選手はどこで、何をしているのか。等々です。

 

また、その時々における選手の心境を想像することも重要です。

よくある失敗例として、選手登録が済んだ選手に対して アプローチをしたものの、

試合前のため他のことに関心がなく まったく商品に興味を示していただけなかったり、

ほとんどブースに立ち寄っていただけなかったりということがあります。

 

参加選手の1日の動き、その時々の心境を考慮し、 選手に興味をもって

受け入れていただけるようなアプローチ方法を 検討することが重要です。

 

③観客の人数感や動き、心境を把握する

だいたいのスポーツイベントは観客がいます。

観客も、同じスポーツのファンであることには変わりはないですから、

商品・ブランドのターゲットとして考えてアプローチをすべきです。

 

この際も、選手を対象にするのと同様に1日における動きや

その時々の心境を想定してアプローチ方法を考えることが とても大切です。

 

よくある失敗としては、入場開始から試合開始まで比較的時間があるため

じっくり製品説明を行うブースを出したものの、実際は観客の方々は

そのスポーツに関連した物販などにしか興味がなく、ほとんど相手に してもらえなかったなどです。

そのスポーツごとに、観客の方々の性質や、そのスポーツ特有の文化を 把握して計画を立てる必要があります。


④そのスポーツと、商品・ブランドの何がマッチングするのかを明確に

スポーツ選手というのは、用具ひとつ選ぶのも、それぞれの選手レベルや体質、 好みなどもあり、

一様ではありません。

 

単純に「スポーツドリンクだから、オススメすれば興味を持ってもらえるだろう」とか

「リカバリーに効果のあるサプリメントだから、きっと食いつくだろう」では

いい反応が得られないことも少なくありません。

 

スポーツをフックにアプローチをする際は、その商品・ブランドの

・どんな製品特徴・機能が

・そのスポーツのどんな場面(練習、試合、その前後)で

・どんなタイプの選手の

・どのようなニーズに

・どのような効果・成果をもたらすのか

ということを明確にしてアプローチを行うことが重要です。

 

以上、スポーツイベントでのプロモーションを実施するうえで

押さえておくべきポイントのご紹介でした。

 

エレメントも、今年からスポーツイベントへの取り組みを強化する予定です。

公式な情報はホームページ、ブログで定期的に更新していきたいと思います。

また次回の更新をお楽しみに。

投稿者 株式会社エレメント 岡本

このブログを書いたメンバー
ceo
岡本 鉄平

株式会社エレメント代表取締役。2004年にエレメントを設立。現在も様々なメーカーのプロモーション企画から実施管理までを幅広く手がけ、新たなコミュニケーションづくりを日々模索中。 プライベートではマラソン・トライアスロンにハマり、100キロを超えるような超・長距離レースにチャレンジすることが生き甲斐。

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